入社時期によって、求人の量や選考ハードルは上下します。
きのこ類は冬になると一気に値上がります。
これはなぜか?
そう、冬になれば鍋物に使われることが多く「需要が上がるから」です。
この需要と供給のバランスで、求人数は増減し応募要件も変動します。
12月入社は1年間の間で1番入社者が少ないです。
この背景には、いくつか理由があります。
1.冬季賞与後転職希望者が多いため
日本の企業は6(7),12月の賞与支給が多いため、「賞与後転職」が多くなります。
その関係で、企業(受け入れ側)は4月入社に向け新卒が入る前に1か月でも早く入社してほしいのに、
12月入社希望者が少ないため、採用を急ぎます。
その結果、求人が増えたり、応募要件が若干でも緩和したりします。
2.新卒が4月入社する前に中途採用を進めたい
1.にも記載しましたが、新卒採用、中途採用両方を実施している企業群は多くあります。
そうすると、新卒が入社後は教育研修に時間を割く為、その前に中途採用をしたい思考になります。
1月は営業日が年始休暇や祝日もあり少ないため、その前の12月での受入れを希望します。
3.12月は社内イベントも多く社内交流しやすい
最後に、若い会社、社内交流を大切にしている会社であれば、
クリスマス、年内最終日などは納会などあり、社員同士の交流の場が多くあります。
中途新人をこの場に入れることで社内に馴染みやすくさせることが出来るので、
新人からしても、入社後のキャッチアップがしやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
実際に現在出ている12月入社の求人、またそれ以降の入社月の求人も、
ぜひ人材紹介のキャリアアドバイザーに相談してみてください。