私は15年以上前に人材紹介業を就職活動で選択しました。
20代で年収1,000万を超えられたのは、私の実力ではなく、
間違いなくこの業界選択があったと振り返っています。
当時2008年頃は「人材紹介って何?」という時代で、
当時大学の同級生から「派遣と何が違うの?」と良く質問を受けました。
しかし、そこから業界は転職が当たり前になる状況まで大きく変わっていきました。
生涯転職回数も増えて、転職は当たり前のキャリア形成の手段となっています。
1社10年の方と出会うことは滅多になく、1社5年以上でも「長いですね」と面接で感じる令和の時代となりました。
この人材紹介業を選択しリーマンショック後の不景気な新人時代を努力した結果
今大きなリターンを受けていると感じます。
逆に当日人気だった旅行会社、銀行、メーカーはどうでしょうか?潰れるような業界ではありませんが、
新卒採用数の変化を見ても世の中は栄枯繁栄だな、としみじみと感じます。
人材業界自体も労働力不足を背景にした求人増加の恩恵を受けてまだまだ伸びると感じますし、
働き方の自由化で人材業界も多様化していくことが想定されますが、
株と一緒で「先物買い」この感覚が大切です。
次に「くる」業界業種はどこでしょうか?
この読みの鋭さが転職活動時は大切になってくきます。
私の経験則ですが、
①景気変動の影響を受けない
②在庫を抱えず、利益率が高い
③世の中のニーズが一定期間以上は継続する
この辺りを抑えておく必要があり、そういった意味では②③を抑えている人材紹介業はおすすめできます。
加えて医療介護業界向けの人材紹介業務(看護師紹介など)は①も抑えており、
一般の人材紹介業と比較すると薄利ではあるが社会貢献度の高さも含めおすすめです。
昨今では、日本の中小企業の経営者が70歳を過ぎている方が多くなっていることもあり、
企業の経営者を求めて、M&Aも盛んになっており、M&A業界は
当時の人材業界を見ているように、各社が業績を引き上げています。
投資も仕事選びも先見の明。常に先を読んで人より早く行動が必要です。
能力よりも行動力の差が勝負を分けるますので、
悩んでいる人はまずキャリアアドバイザーに相談しましょう。